2013年5月18日餘部鉄橋に来ています。

浜坂へ来たら「渡辺水産」で食事をする事にしています。
1500円は普段だったら高くて食べませんが、遊びに来たら払える金額です。
煮魚・さしみ・テンプラ・茶碗蒸し等々ボリュームたっぷりです。

 

食事をしたら「餘部」まで行く予定にしていましたが、
暇なので窓から見える「山陰海岸ジオパーク館」にブラリと入りましたが、ここはお薦めです。

施設の内容はともあれ、受付の女性が「よく出来て」います。(写真はありません)

たぶん地元の女性だと思いますが、
田舎(兵庫県の西北の端で交通の便も悪い過疎の町という意味です)で就職口がない中、
自分にできる最高の努力をしていると感じました。


ジオパークそのものには興味はありません(珍しい石とか地形とかの説明はまったく面白くありませんから)が、
自然が一杯あることは分かります。
海の側で、山の谷間で・・・自然しかない環境なのです。

「よく出来た女性」のどこがよく出来ているのか簡単に説明すると
自分の生まれて育った浜坂で、「生活基盤を築きたい」という気持ちが溢れているのです。
その気持ちが具体的に観光客に対して、素直に表現できていると感じました。

「バイカモを見に行ったよ」と言えば、
「梅花藻祭があって、梅花藻祭りでは本物の梅花藻が入っているお餅が名物で売られるんですよ」と情報を教えてくれます。

「どちらから来られたんですか?」と聞くので、
「姫路から」と答えると、
「遠いでしょう・・2時間半くらいかかりませんでしたか」と応じてくれます。

「浜坂には以前に来られたことはありますか?」と聞くので「滝を見に何回も来たことがあるよ」と答えると、
霧ヶ滝・シワガラの滝・猿壷滝・桂の滝・・・等々近隣の有名な滝の名前が次々と出てきます。

「赤滝を知っているかい?」と聞いたら、
「名前は知っていますが、危険な所らしいので行った事はありません」との返事。
「行かれたんですか?」と聞くので、「数年前に仲間に連れて行ってもらった」と会話が続きます。

要は、ここ(浜坂)で生活するには就職口がないのです。
それでも自分が生まれ育ったであろう「浜坂から出て行きたくない、町を活性化したい」という気持ちが伝わってくるのです。

うちの家内などは「お嫁さんに欲しいくらい良い子やね」と言っていました。
それはともかく、新温泉町は自然が豊かで食べ物はおいしいし是非出かけて下さい。

カレイをお土産に買って(立派なサイズのカレイが5匹入って¥500×2皿)餘部に向けて出発しました。



餘部はご存知でしょうか?



現在の餘部鉄橋です。

もう27年位も以前になりましたが、昭和61年(1986年)12月28日日曜日
鉄橋を通過中の香住発浜坂行き回送列車が日本海からの突風にあおられ7両が転落、
真下にあった水産加工場や民家を直撃しました。
強風で列車がこの橋の上から転落したのです。

現在の橋は、事故を繰り返さないために掛け替えられたのです。↓は掛け替えられる以前の橋です。






現在の餘部(駅)鉄橋は観光スポットとして有名で、観光バスも来ていました。

 

ほぼ全員が記念写真を写します。

 

なんでもかんでも記念撮影です。

現在は「道の駅」(↓の写真で赤い屋根の建物)が出来て観光名所になっています。



明日は天気が崩れるという天気予報です。

さあ今から家に帰ってビールでも飲むか・・・・ヘヘヘ。

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