2010年6月19日 土曜日 まほろばツアーは「平安遷都1300年祭」の会場に来ています。

ちょっと嫌みな言い方になるかもしれませんが、「大した事ないなぁ」が本音です・・・・。

これはある意味しょうがないと思います。
なぜかというと、会場は昔平城京があった遺跡にあるのです。ですから、遺跡の復元は出来ても、娯楽施設などは作る事が出来ません。
その為、屋根のある休憩所はありません・・・これから夏に向けて、日射病など「弱者(高齢者:子供等々)」は自己防衛が必要です。

これは主催する側にも責任があると思います。
会期が1年もあるのに、会場で今なにをどのように催しているのか、会場へ行くまで分からない(分かりにくい)のです。
ですから会場へ来た人の大半は、朱雀門から大極殿まで800メートルもあるのに、その間草が生えている会場をただ歩くだけということになります。

嫌な情報も素直に発表してこそ、各自(観光客)が「自分ならどのような行動を取るか」考えられると思いますが、どうでしょうか?

メインの「大極殿」です。
天皇陛下が座られる「玉座」です。 「鴟尾(しび)」です・・・実際の大きさを確認してください。

鴟尾は、上の写真(大極殿)で屋根の両端に輝いている一種の「魔よけ」です。

朱雀門(正面玄関)から入っていきます。 さあ今から大極殿目指して歩きます。

会場では「衛兵」の行列行進が行われていました。当時の衣装を借りて着る事も出来ます。

弱者に配慮した無料の乗り物もあります。 会場を横断する「近鉄電車」が走っています。 かなり遠いですよ・・・

会場は無料で入る事が出来ます。
その中で、唯一有料の施設が下の写真で遣唐使船の後方にある「映像施設」で、@500円で所要時間は12分程度です。

ここは入場するのに「整理券」を事前に貰わないと入られません。 遣唐使船の上からの記念写真です。
これでも入場者は少ない方です。 ツアー全盛です・・・観光バスが何十台も並んでいます。

まあ、話のタネに行ってきましたが、会場だけでは遊ぶことはできない(時間を持て余してしまう)でしょう。

ただ、奈良県は全県で「平安遷都1300年祭」を行っているようですから、
ご自分が行かれる時に、どこでどのような催しが行われているか調べて、自分の好きな(関心のある)会場へ行かれる事をお薦めします。

さあ、今日最後の訪問地「興福寺」で阿修羅像を見に行ってきます。

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