2009年11月21日 土曜日 三徳山三佛寺パートUです

特に目新しいことを書くのではありません・・・・・・・紅葉を分かってもらえる写真を並べるだけですので。



これは3年前の11月12日に来た時の様子です・・・・・・やはりこれくらいの時期が紅葉のベストでしょう。

    

文殊堂の様子をアップしましたが、こんな岩の上に建てられているのですよ・・・・信じられません!!。
なお、ここは靴を脱いで上がることが出来ます。
縁が雨を流すために外側に傾斜するように作られていますので、一番外へ行くと立っているだけでも怖いですよ。

 

天気さえよければ紅葉の名所です。

 

観音堂の様子ですが、建物の天井が岩にくっつきそうになっています。
なぜこんな不自由な格好で建てなければならなかったんでしょうか・・・・・・私のように信心がない人間には分からないでしょう。

 

地蔵院の様子です。ここも靴を脱いで上がることが出来ますし、食事をすることも可能です。

 

本命の投入れ堂です。世界遺産に登録しようという運動が起こっているそうですが、実現してほしいですね。

 

この女性のように、勇気のある人はどこでも登って行きます・・・・・・あくまで自己責任だと私は思っています。

通常の投入れ堂を紹介するサイトでは、文殊堂なり観音堂、地蔵堂の写真がメインになると思います。
勿論私もそれなりに地蔵堂、文殊堂の写真は入れているのですが、それよりも「困難な山登りを想像させる写真」をたくさん入れています。

なぜなら、通常の観光地ならこのような道とも言えない道は絶対に登らせないと思うのです。
「もし怪我でもしたらどうするのか、もっと誰でも登れる道を作ろう」と必ず言うと思うのです。

にも拘らず、大勢の人が次から次に訪れて、困難をものともせずに登って行くのです。
なぜでしょう・・・・・・・・・これが「摩訶不思議:不可能を可能にする心」というテーマでこのサイトを作った理由です。

大昔(1300年も昔の話)、この投入れ堂を実際に建てた人々はこの建物が完成した時に何を思ったでしょうか?
完成するまでには想像を絶する艱難辛苦(かんなんしんく)があったはずです。大勢の犠牲者もでたでしょう。
それでもこの投入れ堂を作らなければならない理由があったと思うのです。必然性があったのです!!

何かを心の拠り所にして働いたと思います。その何かがこの建物を作らせたのだと思っています。
月並みな言い方ですが、一心に念じたら力が湧いてくるのです。それが結果を生み出すのです。
そういう事を考えさせる一つの象徴がこの投入れ堂だと思っています。

ワンコの独善に最後まで付き合っていただきましてありがとうございました。

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