2010年10月17日 四国88カ所巡りは41番札所:龍光寺に来ています。

宇和島伊達家十万石の城下町で、その市街地から北東に10kmほどのところが三間平野
地元では「三間のお稲荷さん」と呼ばれ、親しまれているのが龍光寺で、往時の神仏習合の面影を色濃く伝えている霊場です。
この鳥居の山門をくぐると仁王像に代わる守護役・狛犬が迎えてくれます。境内には狐とお地蔵さんの石像が仲良く並んでおり、仏と神が同居しています。

遠くに朱塗りの鳥居が見えています。  本堂です。 弘法大師堂です。

縁起によると、弘法大師がこの地を訪ねた際に、稲束を背負ったひとりの白髪の老人があらわれ、「われこの地に住み、法教を守護し、諸民を利益せん」と告げて、忽然と姿を消した。
大師は、この老翁が五穀大明神の化身であろうと悟り、その明神を勧請して稲荷明神像を彫造、堂宇を建てて安置した。
このとき、本地仏とする十一面観世音菩薩と、脇侍として不動明王、毘沙門天も造像して一緒に安置し、「稲荷山龍光寺」と号して四国霊場の総鎮守の寺とされ、開創したと伝えられる。

赤い鳥居が目を引きます。

お寺さんに鳥居があるのも・・・?

神仏混淆(しんぶつこんこう)の名残です。

狛犬が出迎えてくれます。


小高い丘の上にありますので眺望が効きます。

40番札所:延光寺でも書きましたが、お寺さんの印象があまり残らないのですが、この写真を見ていると思い出します。
やはり写真は写しておくものです・・・・・笑い。

ここには紹介していませんが、「道の駅三間(みま)」に寄って新鮮な野菜をたくさん買いました。
なお、宇和島名物の「じゃこてん(魚のすり身の練り製品です)」はちょっと油っこかったので土産に買いませんでした・・・・・。

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