2011年4月19日 火曜日 姫路市立美術館の「松岡映丘(まつおかえいきゅう)展」へ行きました。
松岡映丘を御存じでしょうか?
私は、この絵を見るためだけの目的で姫路市立美術館の友の会会員になりました。
会費は年間2,000円ですが、通常入場料が1,000円ですから、2回見に行ったら年会費の元をとることが出来ます。
さらに、何回でも入れるのですから、同じなら友の会の会員になった方が得だと思ったからです・・・・笑い。
それはさておき、松岡映丘は「郷里の偉人」とも言うべき人ですから、この機会にちょっと紹介しようとこのサイトを作っています。
松岡映丘は明治14年(1881年)に現在の福崎町で生まれました。
兄弟には国文学者の井上通泰、民俗学者の柳田国男、言語学者の松岡静雄らがおり、八人兄弟の末子(ばっし)として幼少期を過ごしました。
素人の私がこれ以上なんやかんや言うのも気が引けますので、以下簡単に書いて紹介を終わりますが、是非一度会場へ足を運んで下さい。
やはり「本物」は違います。 後世に名を残す人は違うという事を実感できると思います。
確か六歳の時に書いた絵が展示されていたと思いますが、「これが子供の絵か!!」と思う絵ですよ。
本来、ネットで作品の写真をアップするのは禁止事項だと思いますが、パンフからスキャンした写真なら大目に見てもらえるかな・・・・アップします。
「宇治の宮の姫君たち」です。 姫路市立美術館蔵 1912年の作品です。 |
「生誕130年 松岡映丘展」 出品されています。 展覧会は5月29日で終了します 肉筆画を見る機会はそうあるものではありません この機会に「郷土の偉人」の功績を見に行くのも お薦めだと思います。 |
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右大臣実朝(さねとも) 日本芸術院蔵 |
屋島の義経 | 伊香保の沼 | 富嶽茶屋の図 |
「さつきまつ浜村」 1928年 | ||
千種の丘 1926年 | みぐしあげ |
パンフには書いてありませんでしたが、松岡映丘は60歳ほどで亡くなっています。
ただ、その亡くなる前年には故郷の福崎に帰って来て暫らく過ごしているそうです。故郷は遠くにありて思うもの・・・ではなかったのです。
安珍清姫(あんちんきよひめ)で有名な「道成寺(どうじょうじ)」の一場面です。 |