2011年11月10日  懲戒免職についての考察

新聞記事からの引用です。

「酒気帯び小学校教諭、自転車の高校生はねる」

A教諭(ヒラ教諭:56才:男性)は6月17日、乗用車で通勤途中、交差点で自転車の高校生をはね、軽傷を負わせた。
教諭の呼気から0.15ミリ・グラム以上のアルコールが検知され、10月警察は、道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑などで書類送検した。

記事はこれだけなんです。 

A教諭としていますが、新聞紙上では実名です。そして、A教諭は「懲戒免職」処分を受けているのです。

・公共交通機関を利用しておれば、事故には遭わなかったし、懲戒免職にもならなかった。
・車で通勤しているのであれば、「車利用:通勤」の許可は受けていたのか?
・駐車場は自分で確保していたのか? もし学校の敷地内に駐車していたなら、駐車場利用料は支払っていたのか?

疑問に思うんです。
考えて下さい、56才ですから、子供がいればそろそろ結婚もしようかという年齢でしょう。
老後に備えていろんなおカネも必要になるでしょうに、退職金(想像ですが3000万円近くあると思われます)はありません。
再就職も年齢からいうと難しいでしょう・・・・

一生を棒に振る結果になりました。私の結論から言って公務員は車通勤を止めなさい。
何故公務員かと言うと、必要以上に厳しい処分を受けやすいからです。
世間は、公務員が羨ましいから、必要以上に公務員をいじめたがるのです。

最後に、事故の相手の高校生はどういう運転をしていたんでしょうネ?
想像ですが、「飛び出し」ではなかったでしょうか・・・・保険事故なら事故の責任割合がありますが、この度の責任割合はどうだったんでしょう?




これも新聞記事から引用しました。
9月に車上荒らしに遭って公用のノートパソコンを盗まれた小学校の女性校長(57才)を減給10分の1(1カ月)とした。


いつ、どこで盗まれたのか、記事には書いてありませんが、
スーパーの駐車場で買い物でもしていたのではないかと思います。 まさか「ラブホテル」の駐車場ではないでしょう・・・・嗤い。

持ち出してもいいものなのか?
データはどうなったのか?

「常に、肌身離さず持っておけ!!」「それが嫌なら持って出るな!」と言うのが私の答えです。

そして、どうしても必要(持ち出して家で作業がしたかったら)なら必要な個所だけ情報を写し替えて持って出るようにしなければなりません。

そもそも「家で仕事をする」発想が間違っていると思います。
言い換えれば先生がしている仕事は「家でもできる仕事」だという事です。

一般サラリーマンが会社でなければできない仕事が、先生は「家でもできる」のです。
「ラクな仕事」だとおもいませんか?・・・・・嗤い。

私は、本来は会社(学校)でする仕事を、家に持って帰ってするには「理由(言いたくない本音)」があるはずだと思うのです。
それは「効率」という、自分を納得させるためだけの「理由(本音)」です。
例えば、試験の採点などはどこででもできます。 答案用紙を持って帰って、家で採点するくらい簡単な事です。
学校(職場)で採点業務をすれば良いのに、わざわざ家に持って帰るのです。

何故か?
圧倒的に女性が多い職場で、女性は家に帰って「家事」をしなければならないからです。

家事というのは「夕食の準備」をするという意味です。
夕食ですから、普通は7時〜8時頃に食べ始めるのが多いと思います。
7時に食べようと思ったら、通勤に1時間弱かかって、用意に1時間弱かかって・・・云々すると、5時半頃には職場を出なければなりません。
いわゆる「定時退社」です。

すると、採点する時間がありませんから、いきおい採点する為に答案用紙を家に持って帰ることになります。
ここで世間対策として「熱心な先生を装う」ことになるのだと思っています。

私は、「言い訳するな」と思うのです。
先生になる事を選んだ時点で(一般会社なら総合職になる事を選んだ時点で)、両立させる矛盾を分かっていたはずです。
一般社会人はそのはざまで苦悩しているのです。

だから上にも書きましたが、「公務員は恵まれ過ぎている」として目の敵にされるのです。

大阪市:大阪府で選挙が実施されます。
橋下元知事の意見がすべて正しい(賛成だ)とは言いませんが、少なくとも何もしない(平松現市長)よりは期待できると思うのです。
橋下元知事が優勢な選挙情勢ですが、「さもありなん」と多くの人が思っている結果だと思います。

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