2012年2月5日 日曜日 グリーンエコー笠形内の「扁妙の滝」

場所は
神埼郡神河町根宇野にあります。
読めないと思うのですが、これに関する表記は一切ありません。


(自分の意見に)拘るわけではないのですが

「日本人は漢字が好き」なんです。
ですから「読めなくても漢字で書く」のです。

漢字から派生した平仮名は一段「格下」なんです。
ですから全国各地に「読めない地名」が溢れています・・・






みよの」と読みます。

それはさて置き、「扁妙」という変わった名前の由来を紹介します。
江戸時代に扁妙というお坊さまがこの滝で修行をされ、お坊さまの死後、村の人々がお坊さまをしのび『扁妙の滝』と呼ぶようになったといわれています。
要は、人名から名づけられたということです。

この滝、冬の厳寒期になると落差65m全体が氷結するのです。自然がつくりだす芸術作品ともいうべく、その様相には圧倒されます。
「グリーンエコー笠形」の施設内に車を止め、山道を登ること約30〜40分で滝に到着します

今から10年程前(2003年)ですが、初めてこの扁妙の滝に来ました。
今年以上に滝全体が凍りついていてびっくりした記憶があります。 この時の感動が滝巡りをするきっかけとなりました。
今年は寒波が厳しいので「かなり期待できそうだ」ということで、6年振りに扁妙の滝に来ましたが、まあまあ・・・といったところでしょうか。
2枚の写真を比較してみると、氷の盛り上がり方が違うのが分かります。

今年(2012年2月5日)の様子です。 2003年2月1日の様子です。氷が盛り上がっている様子が分かります。

扁妙の滝は「グリーンエコー笠形」という施設の中にあるのですが、この施設のある所(駐車場)から歩かなければなりません。
道路が凍結していてスリップの危険があるということで、車は走られないのです。
実際歩いてみると、凍結した場所では滑りそうになります。車がスリップした痕跡も残っていますのでルールは守りましょう。

上る途中に「子育て観音」が祀ってあります。 殆どの人が「素通り」ですが、わたしはキッチリお参りしました。
2月3日(節分の日)に長男に待望の赤ちゃんが誕生したんです(私にとって二人目の孫です)から!!

この車は監視員の乗る車です。 下山中に見ましたがスリップ痕です。 ガードレール直撃ですよ!
子育て観音です。 階段を上がると祀ってあります。 完成記念碑です。

最後にもう一度扁妙の滝の滝が凍っている様子を貼ります。

中学生くらいの女の子も来ていました。 人と滝の大きさを比べて下さい。
岩だらけの中を進みます。 帰る途中に写しています。

帰る途中に思い出したのですが、最後の写真を写している所から「滝見台」へ上がる階段があるのです。
今見えている滝は、下段だけで「上段」が見えていないんです。滝見台へ上がったら全景が見えるのを忘れていました。

2005年の夏に行った時の写真です。
下の方で岩が見えている(岩の色がちょっと茶色っぽくなっている所)のが今回の凍った場所です。
ですからこの度の氷瀑は滝全体から見ると、下半分くらいしか見ていないことになります。

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