2010年8月22日 日曜日 ツアー二日目は「寝覚の床(ねざめのとこ)」へ行きました。

寝覚の床
というのは、(浦島太郎が)「夢から目を覚ましました」という意味です。

いわれが書いてあるのですが、最後まで読む人は少ないと思います・・・・笑い。

丹後の国、竹野郡「浦島」という所に「水江」という領主が住んでいましたが、その息子を「太郎」と言いました。
ある日、小舟で沖に釣りに出た太郎は、大きな白亀を釣り上げました。お供の者が亀を殴り殺そうとしましたが、それを助けて海に放してやりました。
太郎が家に帰ろうとすると、一人の美しい少女が近付いてきて「私は先ほどの亀です。助けていただいてありがとう」と礼を述べ太郎を「龍宮城」へ案内しました。

大層なもてなしを受け、月日の経つのも忘れて遊んでいた太郎は、ある日故郷を思い出し、龍王に暇乞いを申し出ました。
太郎が故郷に帰ってみると、見知らぬ人ばかりで「浦島太郎といえば、300年も昔に、沖に釣りに出たまま帰らぬ人」と語られていました。
親兄弟はもちろん誰一人知る者がなく、淋しさに耐えかねた太郎は、諸国の旅に出かけます。
そして、たまたまこの美しい里に足を止め、その景色が気に入り住み着いたのでした。

ある日太郎は、龍宮城での楽しい生活が忘れられずに「今一度」と、貰ってきた玉手箱を開けてみると、立ち上る白煙と共に白髪の翁になりました。
「ああ、今までの事は夢だったのか」と寝覚めたことから、この地を「寝覚め」と言い、床を敷いたような岩を見て「寝覚めの床」と呼ぶようになりました。

ここ「寝覚の床」の浦島太郎伝説は、玉手箱を開けてからの後日談であるのが特徴です・・・・・。

パンフの説明書きです。 私が実際に写した写真です。

階段を通って下まで降りる事が出来るのですが、誰一人「物好き」はいませんでした・・・展望台から見る方が楽なんですからしょうがないでしょう?

記念撮影は大事な行事です。 こんな感じで見下ろしています。
全景ですが、すぐ側を電車が走っているようです。 講釈は良いから・・・土産物を見るのが忙しいワンコ2号です。


聞かなかったら「知らなかった」で済んでしまいそうな(みんな知っている)お話ですが、民話は楽しいですね。

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