2009年11月21日 土曜日 鳥取県三朝町の「三徳山三佛堂:投入れ堂」へ行ってきました。

今回は私一人で来ましたが、2006年11月12日にワンコ2号と一緒に来た時の写真も使って、HPを作り直します。

 大鳥居です

三朝に入るとこのような目印がありますので道に迷いませんし、いよいよ「投入れ堂」に来た事を実感します。

 

ちょっと見難い写真なんですが、これは駐車場の所にある「遥拝所」から仰ぎ見た写真なんです。
「遥拝所」とは遥かに拝むという意味で、山上近くにある投入れ堂を下から見られる場所があるのです。

 

前回来た時に見るのを忘れていたので、今回はこの遥拝所から仰ぎ見るのも目的の一つでした。 さあ、今から登ります。

  

上の案内板とイラストを使って順に登っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。                            

1 スタート地点です 今日はワンコ2号は一緒ではありません。

「牛の背:馬の背」が怖いので来てくれないのです・・・・・
3年前に来た時はこんなにスラッとしていたんですね・・・・・・。

変われば変わるものです。
やはり記念写真は写しておくものですネ。
2 参拝者受付案内所です もっと周知徹底させないといけません! 3年前に来た時は「登山靴禁止」だったんです。
ところが、今回きたら「登山靴はないのですか?」
・・・この差は何なんでしょう?

後から分かったんですが、最近は事故が多いので
自然の保護より事故防止に重点が置かれているようなんです・・・・・

私の考え方は「自己責任」です。
3 皆成院 最初にある宿坊です
4 正善院 山水庭園がある宿坊です 記憶にありませんし、写真も写していませんでした
5 輪光院 十二支の地蔵が並ぶ宿坊です ちょっと見難いですね・・・・・

ちょっとでも早く投入れ堂へ行きたいので
ゆっくり見ずに、ほとんど素通り状態でした。
6 宝物殿 多くの寺宝が収蔵されています 輪光院では大きな数珠があり、回すとカラカラと
良い音がします。

宝物殿も写したはずなんですが・・・・・
しょうがないので輪光院の門前の様子を貼ります。
7 水琴窟 水をかけると美しい音色がします 本当に良い音がしますよ。

ひしゃくで水をかけてみてください。
8 だんだん菩薩 菩薩様が並んでいます この写真でよかったのか・・・疑問です。
9 三佛寺本堂 ここで投入れ堂参拝のお祈りをしてから出発します
10 狛犬です 本堂を護って二匹座っています ちょっと写真が違うような気がしますが・・・・・

「これでいいのだ・・・・・」

なんか聞いたような気がしますが、バカボンのおやじはいませんよネ。
11 登山事務所 入山料200円を払って白い輪袈裟を
借ります。
最近は一人では登ることができません。
必ずお連れさんとペアになって、しかも一緒に帰ってくることが求められます。

私はお連れさんが戻ってくるまで10分程待機させられました・・・・待つ間にお土産を買いました。
12 宿入り橋 入山門をくぐってすぐにある朱の門です。 さあ、いよいよ「登山」開始です。

輪袈裟は、無事に帰ってきたら事務所に返すのです・・・無事に帰ってきた証明になります。
13 役の行者 この三徳山三佛寺を建てられました 前回は摩訶不思議「不可能を可能にする
というテーマでHPを作りましたが、今回はあまりタイトルに拘らないで作ろうと思います。
14 かずら坂 ちょっと怖いですよ ここで事故があったそうです・・・・骨折です

ただし、79歳のお爺さんだったそうです。
言ったらいけませんが
「お爺さんの来るところではありません」

自己責任です。
15 鎖坂(くさりさか) 私も鎖を使って登りました 一度経験することをお薦めします

必ずしも鎖を使って登らなければ行けないことはありません。
横に別の道がありますから。

ただ、せっかく来たんだったら経験するのもいいのではないかと思います。
16 文殊堂 重要文化財です 一番の見所です

手前に岩がありますが、こんな岩の上に建っています・・・ちょっと信じられませんよ。
17 ラクダの背 難関です 雨に濡れると危険です!
18 地蔵堂 重要文化財です 遥かに日本海を望むことが出来ます
19 鐘楼堂 重さ2トンだそうです 前回は工事中でした

分かりますか?
重さ2トンもある鐘楼が、この岩の上に建てられているのですから・・・・・・!
20 馬の背:牛の背 私はここが一番怖いと思います 中央が盛り上がっているのです

ちょっと見たところ何の変哲もないと思いますが・・・違うんです。

この時期、ちょっと雨に濡れるとすべるのです。

詳しくは後から紹介します。
21 納経堂 セットで紹介します 建物の天井が岩につかえそうになっています
隙間がないのです・・・・・・。

どうやって建てたのか、未だに解明されていないそうです。
22 観音堂 屋根が天井にひっつきそうになっています。 この建物の裏を通って行くのですが、真っ暗です。

ということは、それだけ建物と天井との間がほとんどないという事です。
23 元結掛堂 小さな祠(ほこら)です ここまで来たらゴールの投入れ堂は目の前です

ここまで、ゆっくり歩いて40分程でしょうか。
24 投入れ堂 日本で一番危険な国宝だそうです 世界遺産に登録しようという運動があるそうです



これが目指す「三徳山三佛堂:奥の院投入れ堂」です。

投入れ堂の始まりを紹介します
その開山は慶雲3年(706年)にさかのぼります。
役(えん)の行者が3枚のハスの花びらを散らし、「仏教に縁のある所に落ちるように」と祈ったところ
その1枚が伯耆の三徳山に落ち、この地の修験道の行場として開いたのが始まりとされています。
その後、嘉祥2年(849年)慈覚大師によって阿弥陀如来:大日如来:釈迦如来の三尊が安置されたので
天台宗三徳山三佛寺と称し、堂舎38宇:寺3千軒:寺領1万町歩:3千こ石を領していました。

前回、今回とも秋の紅葉を一つの目標として来ましたが、境内には約3000本のシャクナゲが群集しているそうです。
開花時期は4月下旬から5月初旬だそうですから、その時分に再訪するのもいいかもしれません・・・・・。

三徳山三佛寺パートUに続く




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