2010年10月31日 日曜日 四国88カ所巡りもいよいよ最終88番札所:大窪寺に来ています。

南無薬師諸病なかれと願いつつ 詣れる人は大窪の寺

八十八ヶ所結願(けちがん)の霊場「大窪寺」。徳島県の県境に近い矢筈山(標高782m)の東側中腹に位置します。
縁起によると、養老元年に行基菩薩がこの地を訪れた際に、霊夢を感得し草庵を建て修行をしたと言われます。
弘仁7年に、唐から帰国した弘法大師が、虚空蔵求聞持法を修法し堂宇を建立。等身大の薬師如来坐像を彫造し本尊とされました。
また唐の恵果阿闍梨より授かった三国(印度、唐、日本)伝来の錫杖を納めて大窪寺と名づけ、結願の地と定めました。

弘法大師堂です。 本堂です。

さすがに結願(けちがん)の地はちょっと違いますよ・・・スケールもお金の掛け方も違って感じられます。

今迄は 大師とたのみし 金剛杖  つきて収める 大窪の寺
今までお世話になってきた金剛杖も、ここ大窪寺で(結願となりお役御免になったので)奉納します。

イチョウ(銀杏・公孫樹)も色づき始めています。 百日紅ですがさすがに花はありません。 山門にはモミジが色づき始めていました。

四国88カ所巡りま一番最後の88番札所に来ました。さすがに嬉しかったですが、それほど感激はありませんでした。
最後の最後、高野山が控えているのも理由の一つかも知れませんが・・・・・。

ところで、途中にも書きましたが四国88カ所巡りをしていて「弘法大師の徳」を感じた事がありますか?という意味の質問をしていたお寺さんがありました。
私はその当時「そんなもん自分の思いすごしや」位しか思っていませんでしたが、その「思いすごし」が大切だと今、思っています。

信じるから救われるのです・・・・・これが私の答えです。

分かったような分からない事を言って・・・高野山へ行ってきます(いつ行くかは決めていません)。

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