2010年9月12日 日曜日 「夫婦でのんびり散歩」 今日は四国88カ所巡りで35番札所:清滝寺に来ています。
縁起によると、養老7年に行基菩薩が行脚していたところ、この地で霊気を感得して薬師如来像を彫造した。
弘法大師が訪ねたのは弘仁年間(810〜24)のころ。本堂から300mほど上の岩上に壇を築き、五穀豊穣を祈願して龍王権現に一七日の修法をした。
満願の日に金剛杖で壇を突くと、岩上から清水が湧き出て鏡のような池になったという。そこで山号や院号、寺名を現在のように改め、霊場とした。
今日最後のお寺さんですが、最後に相応しく(?)ものすごい山の上にあるお寺さんでした。
ミカン畑を下に見て、ウネウネ・クネクネ・・・急なカーブを登って行くと36番札所:清滝寺に到着しました。
屋根より高い鯉のぼり・・・ではありません。 | 弘法大師堂です。 |
やれやれ・・・今日はここで終了です。 | 百日紅(サルスベリ)が満開でした。 |
この水は、麓の田畑を潤すことはもとより、「みつまた」をさらし、紙を漉くうえで重宝され、やがては土佐和紙産業をおこすことにも貢献している。
寺伝では、平城天皇の第三皇子が弘法大師の夢のお告げで出家し、真如と名のった。真如はこの寺を訪ね、息災増益を祈願して、逆修の五輪塔を建立、後に入唐している。
また、江戸時代には土佐藩主の帰依が厚く、厄除け祈願のために寺領数百石の寄進を受けるなど、七堂伽藍を備え、末寺10数ヶ寺をもつ土佐路の大寺であった。
厄除け祈願の名刹で、そのシンボルが本堂の屋根より高い大きな薬師如来像である。
厄除けの薬師如来像です。 | 同じような写真ばかりになりました・・・。 |
さあ、時刻は午後5時を過ぎてしまいました。まだまだ明るいのですが、今日の四国88カ所巡りは終了です。
各寺院の申し合わせで、午前7時から午後5時で朱印(納経帳)の受付を終了するのです。
36番札所まで行く予定でしたが、已むを得ません・・・次回(時期未定です)高知県の西の端:足摺岬経由愛媛県へ行く時に寄る事にします。