2010年7月10日 土曜日 四国88カ所巡りは76番札所:金倉寺(こんぞうじ)に来ています。

金倉寺は、弘法大師の甥で天台宗寺門派の開祖「智証大師」が誕生した地です。
縁起によると、弘法大師が生まれた宝亀5年に智証大師の祖父・和気道善(わけどうぜん)が建立し、
「金倉寺」になったのは928年、醍醐天皇の勅命で、地名の金倉郷にちなんだ寺名となったようです。

「智証大師」は、子供の頃「日童丸」と呼ばれ、たいそう賢いと評判でした。5歳の時には目の前に天女が現れ、
「貴方は三光天の一人、明星天子であり、虚空蔵菩薩の仮の姿です。貴方が将来仏道に入るなら私がずっとお守りしましょう。」と告げられたそうです。
この天女こそが、よその子供を食べた罪でお釈迦様に末子をとられ、
子供を失った母の辛さを教えられた後に仏になったとされる「鬼子母神(きしもじん)」でした。

こういうお話を知る事も楽しく感じられます。

弘法大師堂です 本堂ですが、なんとも言えない貫禄(荘厳さ)があります。
お数珠で作られているのでカラカラという音がします。 「どっこ」でしょうか・・・・ご利益がありますように。
遍路姿が似合います。 修業弘法大師・・・だったかな?

歴史ある、そして格式のあるお寺さんのようですが、こんな楽しい仏さんもおられたので紹介します。

最後は当然「恵比寿大黒」でしょう。 金箔が貼られています。

「七福神」はあちこちで見る事が出来ますが、やはり楽しいですよね。

個性のある七福神を見た後は77番札所:道隆寺」を目指します。

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