2010年5月30日 四国88カ所巡りは17番札所:井戸寺に来ています。

15番・16番と、こじんまりとしたお寺さんが続いたので、ここ井戸寺に来るとその大きさに驚きます。

素晴らしい外観です。  そして中身も・・・・・。 真っ青な五月晴れに甍(いらか)が輝いています。
遍路姿がきれいですね・・・雰囲気がでます。
凛とした風格があります。 「日限(弘法)大師:おもかげの井戸」だそうです。

井戸寺の中の「日限(弘法)大師」の謂れがありましたので紹介します。

昔、この地方(阿波の国:徳島県)は水が汚く(濁っている:湧水が少ない)困っていました(現在も同じ悩みがあります)。
その為、弘法大師が錫丈(しゃくじょう)で井戸を一夜でお堀になると、清水が湧出し「弘法大師一夜建立の井戸」と有名になりました。
「おもかげを 映して見れば 井戸の水 結べば胸の 垢やおちなむ」とご詠歌に歌われたそうです。

弘法大師が自らこの井戸におもかげをうつし、石に彫刻されたご尊像があり、日を限って心願いをかけると直ちにご利益を蒙るといいます。
依って世に「日限弘法大師」と称せられ霊験あらたかです。 (ちょっと原文は読みにくいので口語体に直しました)

弘法大師像です。 修業中かな・・・・? 霊験あらたかなることを祈念して・・・・・。

余計なお世話で、案内板に書いてある文章を意訳(?)しました。原文のままでは読みにくいと思ったのです。

読めなくても、原文のままの方がご利益があるのでしょうか・・・・それとも誰も読まないのでしょうか?

18番に続きます。

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