幻想即興曲への道
いつかピアノで幻想即興曲が弾けるでしょうか・・・・果てしなくハードルは高いのですが「挑戦」する気持ちをこのタイトルに表しているつもりです。
ミュンヘン五輪は1972年8月に開幕しました。
そして同年4月23日から8月20日まで、アニメドキュメンタリー『ミュンヘンへの道』が放映された。
当時男子バレーボールは女子に比べて人気がなく、成績も女子は金メダルを獲得しているのに比べて、男子は銀メダルが最高だった。
いかにして「金メダル」を獲るか・・・日本の悲願だったその目標を成し遂げる過程が描かれているのです。
このサイトは、その男子バレーボールの無謀とも言われた挑戦を、私のピアノ練習に置き換えて「必ず弾けるようになってみせる」という気持ちを表しています。
最近、私は千住真理子さんのコンサートを聴く機会がありました。
有名な千住3兄弟妹の末っ子で、バイオリン奏者です。数億円もするバイオリンの名器「ストラディバリウス:デュランティ」を個人で購入したことでも有名です。
彼女の演奏を聴き、彼女の生い立ちを知りたくなって一冊の本を買いました。「聞いてヴァイオリンの詩」という彼女自身が執筆したものです。
ダイヤモンドっていうのは、磨かないと光らないんだよ。
そして傷をたくさんつけるんだよ。そうするときらきら輝き始める。無数の傷がダイヤモンドの価値となっていくんだよ。
砂浜で、何の傷もなく磨いていないダイヤモンドが落ちていたって、誰も気がつかない。
でも、毎日毎日その石がダイヤモンドだと信じて磨いたら、いつの日か輝いて、砂浜で埋もれているのを誰かが必ず見つけてくれる。
ダイヤモンドだと信じることができるのは、自分だけかもしれない。だが、もし磨かなかったら一生石のまま埋もれてしまうことは間違いない。
「不東」という言葉をご存知でしょうか・・・・・?私はこの言葉を「薬師寺」へ行った時に知りました。
有名な唐の高僧「三蔵法師玄奘」が中国から、仏教誕生の地:インドへ行った時に自分を励ます言葉として使ったといいます。
不東は「東せず」と訓読みします。意味は「どんなことがあっても東(中国)へは戻らないぞ」という強い決意を表した言葉だとされています。
↓の写真はインドへ行く三蔵法師:玄奘の姿です。
余談ですが、薬師寺へ行った目的は「水煙」を観るためだったんです。
水煙は塔のてっぺんにあって火災から建物を守るおまじないみたいなものですが、その中に天女が笛を吹いている様子がレリーフで描かれているのです。
私の記憶では、中学校(高校時代かもしれません)の美術の教科書に載っていた記憶があって、一度観てみたかったんです。
大天才の玄奘三蔵にして、自分を励まさないと弱い自分に負けるのですから、私のような凡人が弱音を吐いても当たり前です。
ただ、ちょっとだけ「ホッとした」というのは実感として感じました。
前置きが長くなりましたが、「焦らず・慌てず・諦めず、工夫をしながら地道な努力を継続する」精神で頑張って行こうと思っています。
2013年(平成25年)4月29日 「昭和の日」という祭日です。
あらためて私の実現可能な夢を紹介します。
2012年(平成24年)6月10日
練習の成果を報告:紹介します・・・弾けるかどうかは別の問題です。
2012年5月19日 場所は イーグレ姫路内の「アートホール」 以前私が還暦感謝の集いを行った会場です。 曲目は 昔懐かしい「茶摘み」です。 鍵盤を見ずに、譜面だけを見ているんですよ。 |
以下、練習中の曲:これから練習する曲などを紹介します。
曲 目 | 作曲者 | 感 想 |
エリーゼの為に | ベートーベン | ピアノを習ったら誰でも弾きたくなる名曲です |
夏の思い出 | 中田喜直 | 江間章子さんの作詞による名曲中の名曲です |
新世界より「家路」 | ドボルジャーク | 聞けばだれでも知っていますよね? |
浜辺の歌 | 林 古渓 | 作詞者(成田為三)の方が有名かもしれません |
荒城の月 | 土井晩翠 | これも作詞者(滝廉太郎)が圧倒的に有名です。 |
月の沙漠 | 佐々木すぐる | ロマンチックな情景が浮かんできます・・・・・。 |
茶 摘 | 文部省唱歌 | 夏も近づく八十八夜・・・懐かしいでしょう。 |
たき火 | 渡辺 茂 | この頃は「たき火」をしたら叱られるそうです・・・? |
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