「シクラメンのかほり」

小椋佳作詞・作曲

真綿色した シクラメンほど 清(すが)しいものはない
出逢いの時の 君のようです
ためらいがちに かけた言葉に
驚いたように ふりむく君に
季節が頬をそめて 過ぎてゆきました

うす紅色(べにいろ)の シクラメンほど まぶしいものはない
恋する時の 君のようです
(こ)もれ陽(び)あびた 君を抱(いだ)けば
淋しささえも おきざりにして
愛がいつのまにか 歩き始めました


疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく
呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう


うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない
後ろ姿の 君のようです
暮れ惑(まど)う街の 別れ道には
シクラメンのかほり むなしくゆれて
季節が知らん顔して 過ぎてゆきました


疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく
呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう


布施 明が紅白歌合戦で何度も(たしか4回も)この歌を歌ったと思います・・・・。
それ程の名曲なのか、はたまた、布施明を出場させたいのに、出場させるだけの「持ち歌」がないのでこの曲を歌わせたのか・・・?

どっちでも良いですけど、良い曲なのは確かです。
ギターの「アルペジオ」の伴奏で歌いますが、間違わないか心配です。

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