戦争は知らない   歌詞


野に咲く花の名前は知らない  だけど野に咲く花が好き
帽子に一杯 摘み行けば  なぜか涙が 涙が出るの

戦争の日は 何も知らない  だけど私に父はいない
父を思えば ああ荒野に  赤い夕陽が 夕日が沈む

戦争で死んだ 悲しい父さん  私はあなたの娘です
戦争(いくさ)知らずに二十歳になって  明日お嫁に お嫁に行くの

見ていて下さい 遥かな父さん いわし雲とぶ空の下
20年後の この故郷で   嫁いで母に母になるの


戦争の悲惨さを歌った歌ですが、悲惨さを伝えるのに悲惨な言葉はなく、メロディも本当にきれいな歌です。
それがかえって戦争の悲惨さを訴える内容になっていると、私は思っています。

ずっと大昔(50年ほど前?)の話ですが、映画で「世界残酷物語」という作品がありました。
そのテーマソングが「モア」です。
ご存じでない方も大勢おられると思いますが、インターネットの「ユーチューブ」で世界残酷物語・モアで検索をかけてもらうと出ます。
アンディウイリアムズが歌っていますが、きれいなメロディで、ラブソングの「スタンダード」になっています。

私が言いたいのは、このように映画の内容と曲の美しさが一致していないことが逆に「残酷さ」について強烈な印象を与えるのではないかという事です。
その意味で、大勢の人に戦争の悲惨さを知ってもらいたいという事からこの歌を歌います。

余談というか、一言多いというか・・・付け加えておきますと、私は戦争は反対ですが、軍備は持つべきだと考えています。

自国の安全を守るのは自国でなければならないと思うからです。
自分の命をかけて、他国の見も知らぬ人間を助けようと思う人間はいないと思うからです。


アメリカと日本は日米安全保障条約を結んでいて、
日本に危機が及んだ時にはアメリカが助けてくれると思われているようですが、現実はそんなに簡単ではありません。
自分の安全は自分で守らなければなりません・・・・自己責任です。

これ以上書くと「嫌われる」ので止めておきます・・・・笑い。

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