2011年12月1日 木曜日 出勤前にこれを作っています。

震災が発生してからもうすぐ9カ月になろうとしていますが、なにがどうなっているのかよく分かりません。

・原子炉は本当に「冷温停止」にできるのか、安心できるのか。
・なにより震災の被害者の生活はどうなっているのか、風評被害を含めて考えなければなりません。
・復興への支援はどうなっているのか? 政府の支援策は十分なのか? 増税も含めて考えなければなりません。

・もうすぐ年末です、寒くなってきました。それでもそこで生活しなければならない現地の人々はどんな気持ちなんでしょうか?


そんな中、東京都の石原慎太郎都知事が問題提起をしています。

「がれきの問題で野田首相はなんで出てこないんだ。自分のことばで言ったらいいんだよ」

東日本大震災で発生した災害廃棄物(がれき)の広域処理を東北以外で唯一受け入れている
東京都の石原慎太郎知事は11月8日、川崎市内で記者団にこう語って、
原発事故での
「放射能汚染のおそれがあるがれき」と「一般のがれき」の違いについて、国民向けに説明をしない首相を批判した。
川崎市で開かれた首都圏の知事と政令市長による「9都県市首脳会議」後に語った。

同会議では「災害がれき」について、原発事故による放射性物質を含む廃棄物と混同されるなど「勘違いがある」として、
首相や細野豪志環境大臣に、記者会見などで違いを強調するよう求める声が続出。
9都県市として国に区別の明確化を求める声が相次いだ。

都は、今月(201111月)開始した岩手県宮古市のがれき処理で、宮古市からの搬出前に放射線量を測定。
7日搬出分まででゼロから基準値の5分の1に収まっているが、受け入れ反対の声が相次いでいる。

石原慎太郎知事は記者団に「ぶらさがり記者会見は生で話すわけだから親近感や信憑性がある」とも語り、
ぶらさがり取材に対応しない首相を「結局、ある意味無能なんじゃないの?低姿勢かなんか知らんが」と批判した。

がれき処理反対には「黙れ

産経新聞の見出しですが、嫌なタイトルだなぁ・・・なぜこんな見出しを付けるんでしょうか?! 
内容を紹介します。
東京都が東北以外の自治体で初めて、東日本大震災で発生した災害廃棄物(がれき)を受け入れて処理を始めたことに対して、
都民から反対の声があることについて、
石原慎太郎知事は
4日の定例会見で(放射線量などを)「測って、なんでもないものを持ってくるんだから「黙れ」と言えばいい」と語った。

これだけのことです・・・・これが何故あんなタイトルになるのでしょうか?
新聞記者の「悪意」としか考えられません。

都は201111月3日、岩手県宮古市から第一便として約30トンのがれきを受け入れて、処理を開始しました。
がれきそのものから放射線量は検出されず、都内の処理施設周辺の空間放射線量にも影響はなかった。

石原知事は「放射線が出ていれば別だが、皆で協力して、力がある処が手伝わなければしょうがない」と指摘。
「皆、自分のことばかり考えている。日本人がだめになった証拠だ」と述べた。

がれきの受け入れを表明した9月末から今月(11月)3日までに、
都には
3328通のメールや電話が寄せられ、うち2874件が反対や苦情で、賛成などの声が200件だった。
都は今年度内に11000トンを受け入れ、平成25年度までに岩手・宮城両県のがれき計50万トンを処理する方針を示している。


震災で発生したがれきの処理はだれがするのか?!
「痛みを分かち合おう」と言ったのは、ウソだったのか!

これは(毎日新聞だったかな)新聞の記事から拾ったものです。

東日本大震災で発生した岩手県宮古市のがれきの第一便(約30トン)が東京都に到着した。
東北以外で受け入れるのは初めてだが、東京に続く自治体が名乗り出ないのは、どうしたことか!!

石原慎太郎知事は4日の会見で、「皆で協力しなければしようがない。」
「自分のことしか考えないのは、日本人がだめになった証拠の一つだ」と語った。同感である。

今こそ、被災地の痛みを分かち合おうと誓った震災直後の決意に立ち返るべきだ。
岩手県と協定を結んだ都は、23年度内に11000トンのがれきを受け入れ、
さらに平成
25年度までに岩手・宮城両県分の計50万トンを処理する方針だ。だがこれは、総量のほんの一部にしかすぎない。

原則県内処理を決めた福島県を除いても、宮城県には約1820万トン、岩手県には約435万トンのがれきがあると推計される。
環境省によると、受け入れを実施している市町村は東京都と山形県内の6か所、検討中は48か所にとどまっている。
震災直後の4月の段階で受け入れを表明していた572市町村からは激減した。

これでは、環境省が処理完了の目標としている25年度末までの達成は不可能だ。
一度は挙げた手を下させたのは、主に住民の反対だという。
「放射能をばらまくな」「汚い」といった声に議会などが過剰に反応したと聞くと悲しくなる。
都へも「子供の健康が心配」といった反対の声が多く寄せられた。

それでも、石原知事は「持ちつ持たれつで被災者を救うべきだ」と受け入れを決めた。
同じ決断が、どうして他の首長に出来ないのだろう。

都内3か所の中間処理施設に運び込まれたがれきからは、放射線量は検出されなかった。
被災地でも定期的に測定、公表を続けており、基準値を超えたものは搬出されない。
むしろ、がれきの中には、ネクタイやぬいぐるみといった被災者のぬくもりを感じさせるものが泥にまみれ、涙を誘うという。
「汚い」といった拒絶の理由は、恥ずべき感情ではないか。

がれきの処理は、復興への第一歩である。指導や調整役として、国のリーダーシップが重要だ。
それとともに、住民から声が上がり、進んで引き受ける自治体が増えていって欲しい。


全く同感ですが、正直言って「がれきを受け入れたくない」という住民の声も偽らざる気持ちでしょう。
しかし、それでも「持ちつ持たれつ」で協力しなければ、復興はあり得ないでしょう。自分のことだけを考えていてはいけないのです。
被害に遭われた方々の為に「自分に何が出来るのか」、本当に真面目に真剣に考えたいと思います。

最後に、私のできる事は「忘れない」ことです。

「そんなことしかできないのか」と言われそうですが、これしか今の自分には出来ないのです。
阪神大震災から18年しか経っていませんが、多くの人が震災の記憶をなくしているのが現実です。
ですから、「忘れない」という気持ちをもっともっと大勢の人々に伝えていきたいと思っています。

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