2012年9月9日  今日は「重陽の節句」ですが、ご存知ですか? 

中国では奇数が縁起の良い陽の数字とされ、
一番大きな陽の数字である
9が重なる99日を「重陽」として大変めでたい日で節句の一つとしてきました。

              人日(じんじつ)              17日:七草の節句(無病息災を願う)

              上巳(じょうし)              33日:桃の節句(女児の成長を願う)

              端午(たんご)                  55日:菖蒲の節句(男児の成長を願う)

              七夕(たなばた)              77日:星祭り(技巧の向上を願う)

              重陽(ちょうよう)           99 :菊の節句(不老長寿を願う)

日本には平安時代初期に伝来したそうです。
旧暦の99日は現在では10月の中旬にあたり、ちょうど田畑の収穫も行われる頃です。

農山村や庶民の間では栗の節句とも呼ばれて、栗ご飯などで節句を祝ったということですが、
旧暦から新暦にこよみが移り、まだ菊が盛んに咲く時期ではなくなっってしまったことから、
現代人には季節を実感できにくいのではないかと思います。

旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれます。
節句には春の桃、初夏の菖蒲、秋の菊と季節を代表する花が配されています。

 菊は桜とならんで日本の代表的な花です。天皇家の紋は花びらが16弁、皇族のは14弁です。
和菓子屋が菊を意匠して菓子を作る時はこの数を遠慮して15とか、それ以外の数の花びらにするのが通例になっています。

早朝に菊花に溜った朝露を飲むと長寿によいといわれます。
前夜、花の上に綿をかぶせておいて夜露や香りを採り込むことを「着せ綿」といいます。
宮中でこの日に天皇が菊酒を臣下に賜ったという故事から「菊の節句」といいます。
また、俳句で「今日の菊」といえば、この日の菊をさします。

なお、これ以後のものを10日の菊」とか残り菊・残菊などと呼んであまり好かれません。
「六日の菖蒲(あやめ)十日の菊」という諺があります。
間に合わないことのたとえで、勝負がついてしまっている状態を表しています。

 
ここからが本番なんですが、私の長女に初めての子供が生まれました。
私にとって3人目の孫となります。3人連続で男の子です・・・。

 
 

↑は病院での様子です。
↓は、晴れて家(実家)に帰ってきてくれた時の様子です。

     

「小さな」ベビーベッドが「大きく」感じられるくらい、小さな小さな赤ちゃんです。
実際は3075グラムですから、標準体重なんですよ。

昨日(9月8日)、お祝いの食事会を自宅で行いましたが、同時に「命名」もしました。
アップするのが「10日の菊」になることを怖れていましたが、どうやら間に合ったようです・・・・・。

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